■作業期間 ： 2週間
■作業内容 ： 開口部コア穿孔/開口部ワイヤーソー切断
直径18ｍの発進立坑と中間立坑それぞれに、水道と電力を共同溝へと引き込むための開口。
発進立坑はΦ1500、900×1000角、900×1500角の3ヶ所、中間立坑にはΦ1000と大きさと形が異なる開口を作成しました。
開口位置が発進立坑の上部で、立坑外部も掘削されており、また養生や汚泥水の回収のしやすさなどを考慮し、協議の上、立坑外部から施工することになりました。
角の開口はワイヤーソーでの施工で、立坑の厚みが1.2ｍあり、ブロックの出しやすさを考えて、開口の左右にのみテーパーをつけることにしました。
ブロックの搬出が立坑外部からになるため、ワイヤーのパイロット孔を開ける際、開口の寸法を小さくできないので、立坑内部の墨に焦点を合わせて角度を計算し穿孔しました。ワイヤーソーも順調に切断することができ、ブロックの搬出においても、内部と外部でチェーンブロックを使用してテンションをかけながら外部に吊り出し、クレーンで安全に搬出を行いました。
